収納歳時記

収納歳時記(3)5~6月

片づけるきっかけなんてどこにでも転がっているもの。
収納歳時記は毎月1回、片づけるきっかけを作ってくれます。

5月の収納歳時記 ~五月病と片づけ~

五月病とは簡単に言うと4月から始まった新しい生活にも慣れ一気に緊張が緩んだ結果、やる気が起こらなかったりする症状のことですが、うつ病、バーンアウト(燃え尽き)症候群などと並んで、片づけや家事や仕事のやる気を減退させる代表的な例です。

体がブレーキをかけているのですから素直にそれに従って自分自身をいたわることがもっとも大切だと思うのですが、残念ながら日にち薬だけでは回復しないことも多いようです。病気とまで至らなくてもやる気の減退は誰にでも起こりうることです。心療内科を受診する、体を動かして自然に触れる機会を増やす、安心して話せる人に自分探しや将来について考えることを手伝ってもらうことが大切だと思います。

将来が見えない、どうしたらよいのか分からない、というのは今のご時世に限ったわけではありません。また悩んでいるのは皆同じですし、一見ゆとりがあるように見える人でも悩みがないわけではありません。協力者が見つからないとき、人間不信に陥っているときは、やはり「困ったときのカミ頼み」。紙に思いつくままに「どんな風になりたいか?」を書き出してみましょう。また、自分や身の回りの人のことをよく理解するのも良いでしょう。

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6月の収納歳時記 ~梅雨対策は衣類対策~

4月はスタートの季節。何かしら生活パターンが変わり、家や職場で仕組みが変わることが多いと思います。この機会に習慣を見直してみませんか?

今年は空梅雨になるという噂もありますが、本来ならば梅雨は洗濯物がなかなか乾かないイヤな季節です。また最近は乾燥機付き洗濯機や浴室乾燥機が普及してきていますが、それでもどうしても室内干しの機会が増えて部屋の中も心の中も憂鬱になりがちです。

そんなときはまず室内干しがしやすいように考えるところから始めてみましょう。どこに干すと乾きやすいか、また見苦しくなりにくいか?片づかない多くのご家庭は、室内物干しそのものに問題があるように見受けられるケースが非常に多いのです。場所を取っている、折り畳み式であっても場所が固定化されている、あちこちに分散している、気が付いたら物干しじゃなくてただの洋服掛けになっている、などなど。

そのようになっている主な理由はいくつかありますが、やはり一番多いのは「こんなに場所を取ると思わなかった」というケース。スペースを取るだけでなく、動線を狂わせてしまっています。また、設置が容易なものを安易に置いてしまったということも多いですね。ですからやはり理想は天井や窓枠に取り付けるタイプのものです。

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