「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」などと言いますので、人によってはもっとも慌ただしく希望と不安に満ちた時期かもしれません。特に入学、進級、入社、転勤を控えている人やその家族にとっては少なからず生活に変化が出てくるシーズンですね。新しい生活になると、必ず新しいモノが入ってきます。新しいモノが入ってきてから慌てるよりはその前に準備をしておいたほうが良いのは言うまでもありません。
しかしながら「前年に使った教科書を新しい学年でも使うかもしれない」などと考えるとモノを処分するのに不安を感じるものです。だからそういう不安があるものは全部キープでオーケー。逆に言うと、だから「2年間使っていないモノは処分」という基準を推奨するわけですね。1年前のモノだとまだ使う可能性が多少高くなりますから。
分別作業に入る前はウンと頭を使っていただきたいのですが、作業に入ったらできるだけ頭を使わないようにするのが片づけの鉄則です。また、進路を決めたら退路を断つことも大事。始まりと終わりは必ずセットなのです。
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