収納歳時記(4)7~8月
片づけるきっかけなんてどこにでも転がっているもの。
収納歳時記は毎月1回、片づけるきっかけを作ってくれます。
7月の収納歳時記 ~夏のレジャーは防災準備にも~
夏は海や川や山へ、各地にレジャーに行く人が多いと思います。またちょうど今頃はその企画を練るのに必死で、レジャー用品は増える一方で、なかなかその収納のことまで頭が回らないものです。さらに休みのしわ寄せが前後に出るため、夏が終わってもなかなか収納に着手する時間が捻出できなかったりするものです。
まずは片づける場所。単に思いつきでレジャー用品を買ってはあとで大変ですから、買う前に片づける場所は考えておきましょう。レジャー用品は結構かさが張りますから押入の天袋など普段使わない場所を中心に考えます。そういう場所に既にモノが収まっている場合は、どちらを取るか決断する必要がありますね。
またキャンプ用品や登山用品などは防災用品としても活用できます。レジャー用品と考えれば年に数回の出番ですが、防災用品としては一生に一度出番があるかどうか。だからと言って不要なわけではありません。そういうスタンスで収納するようにすることも大事だと思います。
8月の収納歳時記 ~夏だ!引き籠ろう!~
夏バテというのは簡単に言うと、仕事やレジャーで疲れをためてしまうことが原因だそうですね。逆に言うと、疲れがたまるような無理をしないでじっくり体を休めるのが一番です。
家の中を快適に涼しくして、まったり映画鑑賞。「積ん読」してた本を読んで片づける。ちょっと意識を変えるだけで家の中は結構楽しめるものです。また、家具屋に足を運んでみるのも良いでしょう。涼しいですし、8月は家具屋にとってお客さんの少ない時期ですからじっくり目の保養をすることができ、インテリアへの憧れが片づけのモチベーションに繋がるかもしれません。
もちろん、子供たちを遊びに連れて行かないと行けなかったり、帰省する必要があったり、しわ寄せで仕事を頑張らないといけなかったりすると思いますが、今年はちょっと違う夏を過ごしてみるのも良いんじゃないでしょうか?